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セガサミー文化芸術財団 Dance Base Yokohama開業5周年 新スタジオを8月オープン

2025年6月25日に開業5周年を迎えたセガサミー文化芸術財団(里見治紀代表理事)のDance Base Yokohama(以下DaBY)は、8月に神奈川県横浜市のKITANAKA BRICK&WHITE (北仲ブリック&ホワイト)の広場に面した1階に位置する、人と人が交差する空間に新スタジオをオープンする。

スタジオは地域の方々との接点や偶発的な出会いを重視した設計となっており、横浜を拠点にブランディングやデザインの領域で活動するセルディビジョングループ、空間設計を担うオンデザインパートナーズと共同で運営する。

DaBYはこの5年間、「フェアクリエイション宣言」(※)の考え方をもとに、公正でひらかれた環境づくりをめざし、「創作環境の整備」「次世代クリエイターの支援」「国際ネットワークの構築」を柱に、愛知県芸術劇場との共同製作や、各地の劇場・文化機関との連携などのほか、国内外の多様なアーティストとともに制度や地域の枠を越えた協働の場を継続的に実現。新スタジオ誕生により、地域との更なる関係づくりも進めていく。

「フェアクリエイション宣言」とは(※)

DaBYは、健全な創作環境を構築するため、①創作に関わるすべての人がキャリアや立場を超えて尊重し合うこと、②観客を含めた第三者が参加するオープンな空間を創出することを宣言し、その取り組みをフェアクリエイションと名付けました。フェアクリエイションとは、「フェアトレード」の考え方を応用したDaBY独自の概念です。DaBYは、観客が創作過程から作品を見守り、フラットな環境でつくられた作品を選択・鑑賞することを通じ、ともに持続可能なダンス環境を生み出していくことをめざします。
Dance Base Yokohama(ダンスベースヨコハマ)DaBY(デイビー)

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