パチンコ・パチスロ新時代に求められる遊技産業の新しいリーダー養成を目指して、日遊協主催「第4回遊技産業マネジメント・カレッジ」が9月9日から11日の3日間、埼玉県熊谷市、ホテル・ヘリテイジと同県嵐山町「共生の森」とで開かれました。全国31会員企業から63人の研修生が集まりました。研修生たちは業界が直面する問題を共有し、業種を越えた人脈形成を図り、明日の夢を語り合い、業界のリーダーたちと親しく意見を交わしました。
今回の研修の基調テーマは「今、必要とされる真の顧客視点とは!!」。研修の対象はパチンコ・パチスロ産業に携わる中堅管理者で、ホールは店長、マネージャー級、遊技機メーカー、販社等は部課長級が参加しました。
研修は2泊3日の合宿形式。最初の2日間は熊谷市のホテル・ヘリテイジが会場で、グループワークとプレゼンテーション、ゲスト講演、懇親パーティーなど。3日目は同県嵐山町花見台地区の「共生の森」で下草刈りなどの社会貢献活動に汗を流しました。
グループワークは11班(1班5~6人)に分かれて行われ、基調テーマに沿って、(1)本当の意味での顧客視点とは (2)既存顧客視点と新規顧客視点(ノンユーザー)(3)ホールのサービスは過剰か?不足か?(4)パチンコ産業にとっての顧客とは誰か?——の4つの討議テーマが設定されました。
ゲスト講演は、(有)てっぺん代表取締役、大嶋啓介氏が「目標を達成する”本気”のチームつくり」と題して講演しました。
最後にプレゼンテーションの表彰式があり、金賞にG班(タイトル「APPLE(アップル)カードの開発・展開」)、銀賞にB班(同「業界を知らずして顧客を語るべからず」)が選ばれました。
3日目は、日遊協20周年記念事業の一つの「共生の森」(嵐山町花見台)に場所を移し、研修生たちは下草刈りに汗を流しました。