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令和4年度に関するダイバーシティアンケート結果概要

日本遊技関連事業協会の会員企業を対象に、2016年に初めて行われた「女性活躍推進アンケート」は、令和3年(2021年)に「ダイバーシティアンケート」と形を変え、遊技業界全体の活性化と、女性活躍はもとより誰もが働きやすい職場環境の整備を推進するため、業界企業の現状把握と、参考になる取組みの発信を行うため毎年調査を行っています。

一般社団法人日本遊技関連事業協会
「令和4年度に関するダイバーシティアンケート結果概要」

【実施概要】

1.調査目的
遊技業界全体の活性化と、女性活躍のみならず誰もが働きやすい環境整備を推進するため、業界の現状把握と参考になる取組みの発信を行う
2.調査対象
一般社団法人日本遊技関連事業協会 会員企業
一般社団法人MIRAIぱちんこ産業連盟 会員企業
3.調査時期
令和5年(2023年)9月
4.回答状況
回答数38社(うちホール経営企業20社、メーカー10社、その他8社)

令和4年度に関するダイバーシティアンケート結果概要


■主なポイント
・調査結果4… 各社基準の管理職者のうち女性が占める割合は4.2%と、前年から0.2ポイント増加しました。厚生労働省(以下厚労省)の調査によると、令和4年度の課長相当職以上の女性管理職は12.7%で前年から0.4ポイント増加しています。当調査の各社基準の管理職とは8.5ポイントの開きがあり、引き続き取り組むべき課題の1つと推察します。
・調査結果6.7… 新卒採用は23社で実績があり、年間採用者総数の52.2%を占めます。女性比率は新卒採用で38.9%、中途採用は25.8%となりました。
・調査結果11… 厚生労働省によるくるみんマーク、プラチナくるみん認定は8社が取得しており、取得検討中と5社が回答しています。。
・調査結果12.13… ダイバーシティに現在取り組んでいる企業は44.7%で、取り組みを検討している企業は21.1%と大幅に増加。特に力を入れている分野は、3割強の企業が「女性」、次いで「障がい者」を約2割が挙げています。
・調査結果14…ダイバーシティ推進に取り組む企業の事例として、制度設計のほか、女性の活躍推進、LGBTQなど多様な課題への具体的活動が示されました。
・調査結果16…勤務形態の多様性への対応のうち、半日単位の有給休暇制度や、短時間勤務制度、在宅勤務の採用をする企業が約半数を占めました。前回新設した選択肢「勤務間インターバル制度」は検討中を含め2割強となり優先順位の高い取り組みと推察されます。注目すべきは「裁量労働制」で、6割強の企業が検討中と回答。
・調査結果17…ダイバーシティに対する教育やサポート体制のうち、SDGs研修、LGBTQ研修、高齢者サポート(再雇用者向け研修等)の導入検討企業の増加が目立ちました。
以上  

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