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第20回日遊協通常総会
「業界の垣根をなくし、一丸で課題に対処」――深谷会長が強調
専務理事に篠原氏、常務理事に伊東氏を互選

 日遊協の第20回(平成21年度)通常総会が6月4日、東京・大手町のKKRホテル東京で開かれました。
 冒頭、深谷会長は「警察庁の風営白書によると、昨年末に店舗数が1万3000軒を割り、憂慮すべきことだ。とくにパチスロの目減りが大きい。パチンコとパチスロは両輪だが、その片方が正常な状態ではない。日遊協としてもその責任の重さを自覚し、パチスロの復活を願う多くの団体の皆様と理解を深めていかなければならない」と挨拶しました。さらに、「これまでまとまらなかった遊技機の販売に関する合意書を、1月28日に全日遊連、日工組、日電協、日遊協の4団体で交わすことができた。また、東京を皮切りに全国6か所で開催中の不正対策勉強会が盛況なのは、一つには遊技機メーカーが積極的に講師を派遣してくれたおかげだ。業界団体が垣根をなくし、一つになって課題に当たるようになってきた」と、業界の中の大きな変化を強調しました。
 役員の補充で、伊東愼吾、内ヶ島隆寛、後藤信行の3氏を理事に新任しました。3理事の任期は、役員全員が任期満了となる来年の通常総会までとなります。

 総会を中断して開かれた臨時理事会で、三上和幸専務理事、小田信生常務理事の退任に伴う専務理事、常務理事の互選が行われ、専務理事に篠原弘志常務理事、常務理事に伊東愼吾理事が選任されました。また、三上前専務理事は公益法人の認定など日遊協の懸案に専任するため、特別参与に就任しました。

 昨年度、日遊協ボランティア団体応援基金に150万円の寄付を行った岩見吉朗日遊協相談役に感謝状と記念品が贈られました。
 第8回パチンコ・パチスロ論文・作文コンクールの上位入賞者(最優秀賞、優秀賞)5人の表彰式が行われました。
 警察庁生活安全局保安課、廣田耕一課長が講話を行いました。

 総会後の懇親会で、廣田警察庁保安課長、河上和雄遊技産業健全化推進機構代表理事、原田實全日遊連理事長、井置定男日工組理事長、平沢勝栄衆議院議員が来賓挨拶を行い、第2期高原の風プロジェクトの中間報告の後、伊豆正則回胴遊商理事長が乾杯の発声をしました。懇親会は業界、行政関係者など約300人の参加者でにぎわいました。

あいさつする深谷会長
第8回パチンコ・パチスロ論文・作文コンクールの上位入賞者5人
(左端・深谷会長、右端・知念明日の産業を創る委員会委員長)
講話を行う警察庁・廣田保安課長
懇親会で談笑する 左から廣田保安課長、庄司日遊協相談役、深谷会長
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