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東日本大震災 日遊協ボランティア隊を派遣!
宮城県石巻市内で民家の泥出し作業などにあたる

東日本大震災の被災地を支援しようと日遊協のボランティア派遣隊は、4月20日~22日の東京都・関東支部の第1次派遣隊を皮切りに、各支部ごとに順次、派遣を継続している。5月末までのボランティア派遣は、8回にわたり、6月以降も順次、派遣する計画。

ボランティア隊は、1班8人、2泊3日を基本に、被害が大きかった宮城県石巻市に派遣。同市災害ボランティアセンターを通じて、ボランティア作業は、主に同市内で津波被害を受けた民家の泥出し、家財道具等の搬出作業にあたった。

また、日遊協九州支部の派遣隊は、52人編成(日遊協32人、業者5人、青年会議所15人)で、5月17日~21日までの4泊5日の日程により、石巻市内でボランティア隊と炊き出し隊の2班に分かれて行われた。炊き出しの食材は、福岡から冷蔵輸送し、石巻市内で3日間にわたり、博多ラーメン540食、カレー300食、焼鳥250食を提供。現地の人たちの長蛇の列ができ、人気となった。

第1次派遣の白石良二隊長は、「今回のボランティア作業は、予想以上に大変だったが、できることを何でも手伝いたいという参加者の思いを感じた。無償のボランティアで汗をかくことで、人々の絆を強く感じた。参加者もそれぞれ貴重な体験で何かを感じとったと思う」と語った。また、今回の参加者は、「テレビで被災状況を何度も見ていたが、現実にその規模の大きさと現場の惨状を目のあたりにし言葉を失った。一生忘れられない光景だった。作業は予想以上に大変だったが、少しでもお役に立てて良かった」と語っている。

日遊協ボランティア派遣隊日程

支部派遣日程参加人数
北海道支部5月11日(水)~13日(金)4名
5月18日(水)~20日(金)4名
東京都・関東支部4月20日(水)~22日(金)8名
6月予定
中部支部5月8日(日)~11日(水)8名
5月12日(木)~14日(土)10名
5月31日(火)~6月3日(金)8名
近畿支部5月24日(火)~26日(木)8名
中国・四国支部6月13日(月)~15日(水)8名
九州支部5月17日(火)~21日(土)52名
(うち日遊協32名)
(1)石巻市内で津波被害を受けた民家で泥出し作業などが行われた
(東京都・関東支部=4月21日~22日)
かき出した泥を土のうに詰めて屋外に搬出(東京都・関東支部ボランティア隊)
(2)かき出した泥を土のうに詰めて屋外に搬出
(東京都・関東支部ボランティア隊)
(3)中部支部ボランティア隊(5月8日~11日)
(3)中部支部ボランティア隊(5月8日~11日)
(4)中部支部ボランティア隊(5月12日~14日)
(4)中部支部ボランティア隊(5月12日~14日)
(5)民家の床下に積もった泥をかき出す作業に汗だくに(中部支部ボランティア隊)
(5)民家の床下に積もった泥をかき出す作業に汗だくに
(中部支部ボランティア隊)
(6)港の近くの民家で泥出し作業。泥を詰めた土のうを一輪車に積んで屋外に出した(北海道支部ボランティア隊)
(6)港の近くの民家で泥出し作業。泥を詰めた土のうを一輪車に積んで屋外に出した(北海道支部ボランティア隊)
(7)博多ラーメンの炊き出し。持参したボウルにラーメンを入れて持っていく人も(九州支部ボランティア隊)
(7)博多ラーメンの炊き出し。持参したボウルにラーメンを入れて持っていく人も(九州支部ボランティア隊)
(8)炊き出しには、すぐに長蛇の列でき賑った(九州支部)
(8)炊き出しには、すぐに長蛇の列でき賑った(九州支部)
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