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全国クリーンデー コロナに負けず開催

 日遊協が主催する地域清掃活動イベント「第4回全国クリーンデー」が9月1日~10日までの10日間にわたって実施された。全国の会員企業をはじめ、加盟団体のMIRAI、日工組、さらに余暇進、地区遊商、パチンコ広告協議会からの参加もあった。

 クリーンデー実施時期が、新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言(全国21都道府県)と、まん延防止等重点措置(12県)の発令されていた期間と重なったことから参加数は例年に比べ減少した。事業所数では、昨年より124カ所減となる1070カ所、また活動人数も1248人減の5771人に留まり、特に感染者の多い都市部を中心に参加を控える傾向がみられた。

 一方、コロナ感染対策に万全を期しながら参加した関係者は、火バサミやゴミ袋を手にして店舗や事業所の周辺で清掃活動を展開。参加者によると、商店街での清掃をしていた際、地域住民から激励や感謝の言葉を投げかけられることもあったという。

 今や全国的な活動となっている「クリーンデー」だが、もともとは日遊協九州支部の取り組みが発祥。2012年、同支部が「パチンコが日本をキレイにします。まずは九州から」をキャッチフレーズに地域清掃活動を企画提案し、そこから、九州の遊技業関連団体である九遊連、九州遊商、回胴遊商九州・沖縄支部を巻き込んだ団体の垣根を越える活動に発展していった。ちなみにクリーンデーが「9」にまつわる日程で開催されるのはクリーンの「ク」に加え、発祥の地である九州の「九」をもじっているのが理由。その後、取り組みは全国に拡大していき、2018年からは日遊協全体の活動に移行、コロナ感染拡大前にはパチンコ・パチスロファンを招待した清掃イベントを開くなど内容も多彩になっていた。

 今回参加した全企業の活動風景は、日遊協ホームページにリンクのある「全国クリーンデー特設サイト」で写真掲載されている。

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