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東日本大震災 日遊協ボランティア派遣再開
今年の第一陣 東京都・関東支部8人が3月27日~28日
気仙沼でワカメ作業支援

日遊協は昨年、東日本大震災ボランティア隊を派遣してきたが、冬期中断を経て3月下旬からボランティア派遣を再開した。

昨年は宮城県石巻市などに派遣を継続してきたが、今年は同県南三陸町を拠点とし、(1)「社会貢献団体ユナイテッド・アース」を通じた活動、(2)南三陸町災害ボランティアセンターを通じた活動の2つの活動展開を計画している。

第一陣はユナイテッド・アースを通じた活動で、3月26日~28日まで2泊3日の日程(南三陸町の民宿泊)で東京都・関東支部から8人(男性5人・女性3人=白石良二隊長)が参加。当初は、南三陸町の志津川漁港で漁協のワカメ作業の手伝いの予定だったが、同漁港ワカメ製造ラインの機械の故障により急遽、支援場所を気仙沼市のワカメ工場(マルニシ大浦工場)に変更し2日間、ボランティア作業に取り組んだ。

ボランティア一行はユナイテッド・アースのメンバーとともに、水揚げされたばかりのワカメ作業ラインで、荷降ろし→生ワカメのボイル→脱水・加塩→塩漬け→袋詰めなど一連の行程で作業にあたった。参加者は初めての作業に戸惑いながらも、予想以上にハードな作業に汗を流しながら取り組んだ。

次回の派遣は、東京都・関東支部が4月11日~13日の予定。

(1)トラックからワカメを降ろしボイルラインへ
(1)トラックからワカメを降ろしボイルラインへ
(気仙沼市のマルニシ大浦工場)
(2)塩漬けされたワカメの袋詰め作業にあたるボランティアメンバー
(2)塩漬けされたワカメの袋詰め作業にあたるボランティアメンバー
(3)ボランティア参加者とユナイテッド・アースメンバー
(3)ボランティア参加者とユナイテッド・アースメンバー
(気仙沼のワカメ工場で)
(4)津波で鉄骨だけが残された南三陸町の防災対策庁舎
(4)津波で鉄骨だけが残された南三陸町の防災対策庁舎
(5)未だ道路わきに津波で流されてきた巨大な漁船が…
(5)未だ道路わきに津波で流されてきた巨大な漁船が…
(気仙沼市鹿折地区)
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