社団法人日本遊技関連事業協会の設立20周年記念式典が2月10日、東京・千代田区のグランドアーク半蔵門で催されました。会員のホール、遊技機メーカー、販売商社、周辺機器メーカー、景品卸、その他の関連企業の代表たち、業界団体、行政、第三者機関の関係者たちなど約300人が出席しました。
日遊協は平成元年7月3日に当時の内閣総理大臣から社団法人の設立を許可されました。パチンコ・パチスロ業界で唯一の公益法人として、また、唯一の業界横断的な組織として、業界団体の結束の中核となり、公平な立場で良質な遊技環境づくりをめざして行動してきました。
記念式典冒頭の式辞で、深谷会長は最近10年間に日遊協が関係した事績として、第三者機関の遊技産業健全化推進機構の設立、「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロキャンペーン」の展開、遊技産業マネジメント・カレッジの開設、共生の森づくりなどを挙げ、その上で「パチンコ・パチスロがいつの時代でも身近で手軽な大衆娯楽であり続けるために、活動をたゆまず展開していきます。遊技をされるお客様の笑顔でいっぱいの未来を信じて、これからもひたむきに使命を果たしていきます。これまでに経験したことのない危機的経済環境の時期に、はからずも日遊協の歴史の節目を迎えたことは一つの天恵と受け止め、逆風に立ちすくむことなく、皆様と手を携えて、次の10年に向けての新たなスタートとしたいと思います」と決意を述べました。
来賓祝辞で、警察庁生活安全局、巽高英局長(代読)、原田實全日遊連理事長、河上和雄遊技産業健全化推進機構代表理事が登壇しました。
記念講演等で、第1期高原の風プロジェクトの発表のあと、財団法人地球・人間環境フォーラム会長、岡崎洋氏が「生活文化と時代の流れ」と題して講演しました。
祝賀パーティーは、業界関係者を中心に、行政、一般を含めた約400人の多彩な顔ぶれでにぎわいました。