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セガサミーグループ サステナブルウィークス開催

 セガサミーホールディングス(里見治紀代表取締役社長グループCEO)は、グループ内のサステナビリティに対する認知向上のため、10月17日~29日にサステナブルウィークスを開催した。

 同グループはこれまで、サステナブルな経営を目指し「東京レインボープライド」への協賛や国際イニシアティブ「The Valueable500 」への加盟などを行っていたが、今回は役員から社員まで自分事として感じられるよう様々な機会を設けた。

 役員を対象にした障がい者理解を促す体験型研修では車いす利用者、視覚障害者、聴覚障害者、高齢者の当事者体験をし、さらにアンコンシャスバイアス(無意識の思い込みや偏見)の講演を行い気づきと対処を学んだ。

 また従業員に向けては社内外の講師により9講座が展開された。さらに社員食堂ではおいしさも追及したサステナブルフード(地球環境や社会課題に配慮した食事)が、LEOC社の協力を得て企業内食堂として初めて本格導入された。26日には社員食堂の一角あるバースペースを会場に、パラコンサートも開催。視覚障害者であるKo-sei氏、わたなべちひろ氏、佐藤翔氏が奏でる、すばらしい演奏と歌声がランチタイムのフロアを満たした。さらに「2021 Art of The Rough Diamonds(障がい者アート)展」を昨年に続き開催。今回は3日間に期間を延長して展示した。作品は障害をもつ作家を支援する非営利特定法人アート・オブ・ザ・ラフダイアモンズの収蔵品で、同法人の活動に賛同したセガサミーグループが、東京愛宕ロータリークラブ、LIVES TOKYOと共同開催した。グループ従業員のみならず期間中に同社を訪れる人は誰でも鑑賞や購入が可能だ。

 また、同グループでは12月からグループ本社の使用電力を「新設太陽光発電所由来」の生グリーン電力に切り替え、CO2削減に向けた取り組みを開始する予定としている。同社が入居する住友不動産や電力供給会社の東京電力エナジーパートナー社と、オフィスビルのテナント専有部に導入するスキームを構築した結果によるもの。

 同グループは今年4月にサステナビリティ推進室を新設し、さらに活動の幅を広げていく予定としている。 

セガサミーグループサステナブルウィークス開催1
社員食堂入り口で、ソイミートを使ったサステナブルフード提供を知らせる
セガサミーグループサステナブルウィークス開催2
障がい者アート展
セガサミーグループサステナブルウィークス開催3
社員食堂の一角で開催されたパラコンサート
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