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日工組 パチンコのイメージ向上へ 大正大学の学生と共同プロジェクト実施

日本遊技機工業組合(榎本善紀理事長)は2021年6月から、「パチンコのイメージ向上」を目的に、大正大学表現学部の中島和哉准教授のゼミと連携したプロジェクトを実施。12月10日に参加した同大学の3年生7名は、今回のプロジェクトの集大成として「パチンコイメージ向上」の施策を2チームに分かれて発表した。

A班は友人紹介制度のあるアプリの開発を提案。パチンコ・パチスロユーザーの約8割が、遊技のきっかけが家族や親戚、友人などからの誘いという点に着目して、友人紹介制度で成功したアプリを事例にその効果を説明した。


B班は実店舗調査で感じた初心者に対するスタッフの対応の不十分さや、アンケート調査から見えた業界の現状を踏まえて、パチンコ体験イベントの拡充を提案。その背景として20代を中心にアンケート調査した結果から、「パチンコに行かない理由」が「そもそも興味がない」73.3%、「やり方が分からない」22.4%と、若年層への接触機会の少なさが浮き彫りになったことを挙げた。


日工組では学生との共同プロジェクトを通して、若年層が抱く業界のイメージや問題点、さらに新規ユーザー獲得のための若者に効果的な施策を具体的に知ることができ、遊技人口減少を解決の一助となる可能性を感じたという。

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