使用済み遊技機のリサイクルをおこなう、リサイクルテック・ジャパンの関東工場が本格稼働から1年経過したことを機にあらためて取組みを広報した。
同工場は、プラスチックリサイクル事業者「NCポリマー」の桜川工場と同一敷地に隣接。両工場の作業工程をリンクさせることで、使用済み遊技機の回収、解体、破砕、分別から、プラスチックの原料となるペレット化まで一気通貫が可能な、国内でも数少ないリサイクル施設となっている。
ペレットの製造能力は月最大3000トンで、分別されたペレットは素材メーカーを経てプラスチック部品等として再利用される。SDGsなど社会全体の動きを背景としたメーカー各社の環境意識の高まりや電子部品の高騰等によって、リユース部品は今後も需要増が見込まれている。同社ではプラスチック再生品のバリエーション拡大などで、遊技機の素材レベルでの再利用価値向上をはかっていきたい考えだ。