今年で4回目となるこの事業は、静岡県内の児童養護施設等を退所(卒園等)し4月から新生活を始める児童を対象に、新生活の支度費として1名につき4万円を寄付するもの。今年度は10施設、20名に合計80万円を寄付し、2020年からの寄附金累計額452万円となった。
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贈呈式では冨田社長が「社会に出て自立していく若者たちにとって、社会に出る一歩目が非常に重要であると思います。当社としてその一歩目のサポートができればという思いでこの活動を始め、今年もこうしてお役に立てることを嬉しく思います。退所者の皆さんはこれから自立の道を歩むこととなります。まずは自分の身体を大切にし、未来に希望を持ち大きな夢を描いていってください」と挨拶し、静岡県社会福祉協議会の立ち会いのもと、静岡県児童養護施設協議会渡井すみ子会長に寄附金の目録を贈呈した。
また、渡井会長からは「新たなスタートをする子ども達にご支援をいただきまして誠にありがとうございます。今年度20名の子ども達が育った施設を巣立っていきます。夢に向かう子ども達の自立は私たち職員にとって大変楽しみであり頼もしくも思っています。こうして変わらずご支援をいただき、心温まるメッセージを賜り、子ども達の背中をそっと押してくださる、それは子ども達だけでなく私たち職員も同時にエールをいただき大きな力をいただいております」との言葉と共に感謝状が贈られた。
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