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ABC「児童養護施設等退所児童応援事業」として静岡県児童養護施設協議会に92万円を寄付

ABC(冨田和宏代表取締役社長)は、2024年2月27日に、静岡市の静岡県総合社会福祉会館シズウエルで「児童養護施設等退所児童応援事業」寄附金贈呈式を行った。

今年で5回目となるこの事業は、静岡県内の児童養護施設等を退所(卒園等)し4月から新生活を始める児童を対象に、新生活の支度費として1名につき4万円を寄付するもの。今年度は児童養護施設12施設と自立支援ホーム2か所のうち、3月に退所する児童がいる9施設23名に合計92万円を寄付した。2020年からの寄付金累計額は544万円となった。

贈呈式では冨田社長が「社会に出て自立していく若者たちにとって、社会に出る一歩目が非常に重要であると思います。当社としてその一歩目のサポートができればという思いでこの活動を始め、今年もこうしてお役に立てることを嬉しく思います。」と挨拶。静岡県児童養護施設協議会石川順会長に寄附金の目録を贈呈した。

また、児童代表は「私は将来、私が多くの職員に支えてもらったように子どもたちを近くで見守り支えていきたいと考え、児童養護施設の職員になりたいと思っています。そのために春から大学に進学し、ひとり暮らしを始めます。いただいたお金は新生活を始める資金としてありがたく使わせていただきます」と感謝の言葉を述べた。

冨田和宏代表取締役社長(右)が静岡県児童養護施設協議会石川順会長に目録を手渡した

静岡県児童養護施設協議会から冨田和宏代表取締役社長(右から2人目)に感謝状が授与された

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