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共生の森で第2回植樹祭を開催

 未来を担う子どもたちに自然の大切さを知ってもらうため、昨年11月にスタートした日遊協による里山づくり10年計画「共生の森」(埼玉県嵐山町花見台地区)事業は2年目に入り、11月14日、現地で2回目の植樹が行われました。

 当日はあいにくの雨天でしたが、日遊協会員・後援団体の家族、それに地元参加の家族、日遊協ボランティア派遣隊を含む日遊協関係者など、計207人が駆けつけました。このうち子どもの参加は40人にのぼりました。

 植樹の時前、深谷会長が、「今日は雨が降って、森の木々も大変喜んでいることでしょう。わたしたちもそういう気持ちで、雨に負けないで一生懸命植樹をしましょう」と挨拶しました。参加者たちは6班に分かれ、約1時間半をかけて1人1~2本の苗木を植えました。雨で地面が湿っているため穴を掘りやすく、作業がはかどりました。子どもたちもうれしそうに自分の名前を書いた杭を苗木のそばに立てていました。

 植樹の後、参加者たちは近くの花見台工業団地管理センター講堂で豚汁、混ぜご飯、お赤飯、焼きソーセージ、パンなどの昼食に舌つづみを打ちました。その後、親子連れは森の工作教室に参加し、枯葉、枯れ木、ドングリ、マツカサなどを材料にして動物や虫などをつくって楽しみました。

 今回植えられた苗木はエノキ、カツラ、オオモミジ、ヤマグリ、ナツツバキなど400本。一部は前日13日の準備作業の中で日遊協ボランティア派遣隊の手で植えられました。

 「共生の森」は、日遊協が埼玉県と締結した「埼玉県森林(もり)づくり協定」に沿って、嵐山町の町有地約5.5ヘクタールを借り、5年かけて段階的に約1000本の苗木を植樹します。植樹後は埼玉県林業職員などの指導の下、日遊協ボランティア派遣隊を中心に間伐や下草刈りなどの手入れを続け、10年後には木立が整然として採光が行き届いた森に育て上げます。また、シイタケ、ナメコの栽培も進められています。

 この事業は日遊協が主催し、埼玉県、嵐山町、パチンコ産業13団体(全日遊連、日工組、日電協、全商協、回胴遊商、自工会、補給組合、メダル工業会、同友会、余暇進、PCSA、PSA、認証協)が後援、㈱ヤクルト本社が協賛しています。

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